【失敗したくない中学受験】小学5年生 理想の1年〈夏休み〉

学習面

5年の夏期講習は「インプット」という意味では中学受験で最も大切な機関といっても過言ではないでしょう。「インプット」とは入試で必要な知識を頭の中に取り込んでいくことです。多くの塾で受験に必要な知識を先取りしながら5年生までに終わらせます。言いかえると、6年生までの内容を5年の1月までに修めていますのです。

ゆえに塾の進度ははやいのですが、その本番が勉強時間をたっぷりと確保できる5年生の夏なのです。夏休みを通して実行可能な、しかも充実した内容の計画表を作成し、夏を乗り切りましょう。

ちなみに「インプット」の反対に「アウトプット」とは、頭の中の知識を効率的に出力していくことです。「アウトプット」は6年生の勉強の中心です。問題文の条件や各学校の傾向に合わせて、自らの知識を時間内に要領よく解答用紙に表現していくトレーニングをくり返します。

精神面

4年から受験勉強をはじめたとすると、およそ1年半の月日が流れました。この時期になると、苦手科目がはっきりし、どうにも解消できない悩みを持ち始めましす。

また、子どもも心の成長とともに、そもそもなぜ自分は中学受験をしなければならないのかという疑問も出てきます。さらに、ほかの子と比べて劣等感を抱きやすい時期でもあります。同じ時期に入塾し同じ小学校だった子が成績や塾のクラスで上位になると余計気をつかうことになります。

こうしたメンタル面でのつまずきや停滞に対してケアが必要です。まずやってほしいのは、受験の目的目標をはっきりともたせることです。できることなら、第一志望校の名前が子どもの口から出てくるような状況が望ましいでしょう。

そのために保護者の方は受験情報の提供や受験エピソードをめぐる会話など、子どもが好きな学校をみつけやすい環境をつくるべきでしょう。次に、同級生や兄弟先輩と比較するような話題をなるたけ避け、子どものできるところ・得意なところを少し大げさでも少しあからさでもよいので、ほめてあげましょう。

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