【中学受験】その言葉は逆効果?!テストの活かし方について知ってほしい<5つのこと>【6年生】1/2ページ目

合格可能性よりも大切なこと

どうしてもテストの結果に一喜一憂してしまう…その気持ちはよくわかります。当然だと思います。ただし、そのように感情的になることと、子どもの受験への戦略は明確に分けましょう。

まだ春から夏の時期のテスト結果は、志望校への距離を測るものではありません。偏差値表とにらめっこされて、わが子の偏差値を、志望校の偏差値と幾度となく照らし合わせて、ときに安心しときに不安になる。

さて、それを子どもが小学校や塾に行っている間に、夜が更けて子どもが寝静まった時間にするのはかまいません。しかし、子どもの前でするのはあまり良くありません。

「受かるのかな?受からないのかな?」「合格可能性は?」「志望校、変更したほうがいいのかな?」こういった問いかけは封印しましょう。

この時期のテスト結果は、特に苦手となっている単元の発見に活かしましょう。テスト結果に対する分析や、塾の先生の意見をきいて、自分が得点を取りこぼしている単元は、この時期までにはあぶりだしておかねばなりません。

伝染する不安

実は帰ってきたテスト結果に、受験生本人よりも気をもんでいるのが保護者でしょう。

子どもは、まだ相対的な数字である偏差値よりも、絶対的な数字である得点に目がむいてしまうほどに、分析については未熟です。そんな試験でも100点に近い点をとれば、そのほか多くが満点に近い点でも気にせず、無邪気に喜びます。

それに対してお母さんお父さんは「偏差値」の重要性について、経験上よくご存じなので、他の受験生との比較で、受験生全体の中での位置づけとして、気にせざるを得ません。

そんな保護者の方に模擬テスト結果返却時に、成績が良くても悪くてもひかえていただきたいことがあります。ご家庭で、「これじゃあ、灘中は無理かな…」「あがったけど、開成中にはまだまだね…」など不安を口にしてしまうことです。

こういった発言を子どもは聞いていないようで耳に入れています。そして無意識のうちに、親の不安を自分の不安にしてしまうのです。

わたしにも経験があります。もう少し時間が経ったころ、秋ごろでしょうか、子ども本人(女の子・偏差値50台後半から60台前半)が弱気な発言を繰り返すとうになったので、じっくり話をきいてみたところ、お母さんが心配症で上記のような様子だったことがあります。

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