【中学受験】なぜ子どもはあなたの話を聞かないのか?【親子関係】2/2ページ目

どんな人が言うかはとても重要!

私が申し上げたいのは、言う内容ではなく、誰が言うかが重要だということです。話を聞くか否かは、その話す人に対する信頼度で決まります。

これは子供を怒る際にも同じなのですが、子供は相手を信頼していれば、あるいは好きであるならば、面白いほど素直に言うことを受け入れてくれます。

これは大人と大きく異なる点で、年齢を重ねてしまうと、その相手との関係だけではない要素が雑念として入ってしまいます。

しかし、子どもは良い意味でも悪い意味でも無垢で純粋なところがあるので、相手を「好きか、嫌いか」「信頼できるか、不信感を抱いているのか」が全てなのです。

したがって親子関係における子どもとの信頼度をアップさせることが、子供に話を聞かせる最も有効な方法と言えます。

そのためには勉強だけでなく、日ごろからお母さんは「子供との約束を必ず守る」「守れない約束は絶対にしない」という意識が必要です。

血のつながった母と子(父と子)なのに、少し功利的な考え方だと思われるかもしれませんが、中学受験モードの親子関係は特殊なものです。子供から親へのいわゆる〈信用スコア〉を上げることが、あなたの言うことを子供に聞かせるポイントだと思っていただいてよいと思います。

言い方とそのタイミングにも気をつけましょう!

どんな場所で、どんな口調で、どんなタイミングで言うのか、こういった点も大変重要です。

まず場所は、いつもの場所とは異なる雰囲気を醸し出すところが良いでしょう。場合によっては、自宅のダイニングやリビングではなく、自宅の外でお話をしても良いかもしれません。印象に残るような場の演出はとても大切です。

どのような声音で言うのか?口調で言うのか? こういったことも、基本中の基本ですが、忘れないようにしていただきたいです。

決して声を荒らげていけない事は言うまでもありません。相手がわが子とは言え、感情に訴えるのではなく、理性に働きかけることを意識しましょう。必然的に落ち着いた口調で話すことになるでしょう。

場当たり的に言うのではなく、場合によっては台本を書いてもいいかもしれません、やり過ぎと思われるかもしれませんがそれぐらい戦略的であって欲しい、その点は強調しておきたいと思います。

最後に話すタイミングの問題です。まずわが子の頭の中を想像してみてください。今特に強い関心や興味で頭がいっぱいになっていないか?その時は良いタイミングではありません。そうでない時が最適でしょう。

何時から友達と遊ぶ約束をしているのに、それまでの限られた30分間で大切な話をしなければならないなんて、子供は上の空になるに決まっているではありませんか…

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