SGHとは?知っておくべき4つのこと!【中学受験の学校選び】 2/2ページ目

2.SGHって何をするの?

指定された学校には5年間にわたり年間1600万円までの支援額が配分されます。その期間と予算内でSGH校は文科省から次のようなことが求められます。

・グローバルリーダー養成に関する課題研究(国際的に関心が高い社会問題など)を、 グループワーク、ディスカッション、論文作成、プレゼンテーションによって深める。

・プロジェクト型学習等の実施(英語によるものも含む)

・海外の高校と大学と連携した課題研究に関するフィールドワーク

・海外研修と帰国外国人生徒の積極的な受け入れ

外国人留学生とのアカデミックのワークショップ

・専門性を有する帰国外国人教員の活用

・4年目以降は、国際化に重点を置く大学へ進学する生徒の割合海外大学へ進学する生徒の人数、SGHによる課題研究が大学の選択に影響与えた生徒の割合、大学在学中に留学海外研修に行く卒業生の数といったことを成果目標として検証される。

3.私立中高一貫校ならではのSGH

もちろん公立の学校も含まれていますが、本格的にエスジーエイチの実践ということになれば、私は私立中高中高一貫校に一日の長があるのではないかと思っています。

まずSGHは、その名前の通り高校がその舞台となります。しかし、中高一貫校ならば、中学3年間も、その準備期間にあてることができます。

次に私立の長所として、学校単位で教育方針を決められることです。公立の学校に制約が多く予算が限られている中で動かなければならないのとは対照的です。自分の意思で動けると言う事はユニークな試みや独自の特徴を出せるという事でもあります。

さらに私立と公立を比較した場合の、私立の利点と言えば、公立は動き出すまでに長い時間を要しますが、私立は柔軟でスピーディーに学校運営をしています。

こういった違いは、SGHの質に大きな影響を与えるでしょう。

4.海外研修

高校生の本格的な海外研修に先鞭をつけたのは私立の中高一貫校でした。公立の学校は経費の理由から海外への研修旅行はもちろん、強く研修もなかなか簡単ではありません。

私立では全員が行く海外への修学旅行以外にも、希望者対象の語学研修、ホームステイ等、海外経験を積む機会があります。また、その逆に海外から留学生を積極的に受け入れ、日本で暮らしてきた生徒と交流されせる取り組みを行う私立も増えています。

生徒が巣立っていくグローバル社会を見据え、早い時から外国人に慣れさせておこうという姿勢も見られます。もちろん、国際交流のために、学校内にネイティブの教員を積極的に雇用しています。

以上、知っておくべき4つのことを確認すると、国内の国際教養系学部や海外の大学への進学を視野に入れている子に向いていると言えるでしょう。

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